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防災ソーラーランタンおすすめ5選|停電・避難時に役立つ明かりを防災士が厳選!

#防災グッズ

地震や台風による大規模停電が相次ぐ中、「電気が使えない夜」に備えることの重要性が増しています。

そんなとき、電池もコンセントも不要で太陽光だけで充電できるソーラーランタンは、防災グッズの中でも非常に頼れる存在です。

実は私も元消防士として数多くの災害現場を経験してきましたが、夜間の避難所や自宅避難で「灯りがあるかどうか」で不安感や混乱度が大きく変わることを痛感してきました。

本記事では、防災のプロ目線で「実際に使えるソーラーランタン」を厳選して紹介。

おしゃれな室内向けから、アウトドア兼用のタフなモデルまで、あなたの家庭にぴったりの1台を見つけてください。

ソーラーランタンが防災グッズに向いている理由

停電時や災害時、最も心細く感じるのは「暗闇の中で過ごすこと」ですよね。

そんな状況において、ソーラーランタンは非常に心強い存在となります。

電池もコンセントも不要で、日中に太陽光さえ当てておけば、夜間にしっかり灯りを確保できます。明るさの確保は、夜間の移動やトイレの使用、家族の安心感にも直結する重要な要素です。

さらに、近年のソーラーランタンはUSB充電対応モデルも多く、スマホへの給電も可能。

情報収集や連絡手段としてスマホを手放せない現代において、ソーラーランタンは“灯り”だけでなく“命をつなぐツール”としても役立ちます。

ここからは、防災にソーラーランタンが向いている3つの具体的な理由を紹介します。

電池・コンセント不要!太陽光でどこでも充電可能

防災時にソーラーランタンが重宝される最大の理由は、太陽光さえあれば「電池切れの心配がない」点にあります。

従来の懐中電灯やLEDライトは、使用時に乾電池やバッテリーの残量に依存するため、使いたいときに「電池が切れていた…」というトラブルも多く発生していました。

しかしソーラーランタンなら、日中に窓辺や屋外で太陽光に当てておくだけで充電できるため、非常時でも継続的に灯りを確保できます。

特に大規模災害の初期段階では、停電が数日〜1週間以上続くことも珍しくありません。
元消防士として避難所の立ち上げを経験した中でも、乾電池が不足するケースは何度も見てきました。そんな中、ソーラー充電できる照明器具は、本当に頼りになる存在です。

さらに、最近のモデルはソーラー充電のほかに「USB充電」との併用が可能なタイプもあり、普段はコンセントで充電し、非常時には太陽光で補うという“ハイブリッド運用”も可能。

1台あれば、災害時だけでなくアウトドアや日常の防災対策にも役立ちます。

夜間の避難・断水中のトイレなど「灯りの確保」に必須

災害時における「灯り」の役割は、単なる照明以上の意味を持ちます。

特に夜間の避難行動や断水中のトイレ利用時など、視界が確保できない状況は、転倒やケガなど二次被害のリスクを高めてしまいます。

実際、元消防士として災害現場に出動した経験からも、暗闇の中でパニック状態に陥ったり、階段や段差で転倒して負傷するケースは非常に多く見てきました。

そのため、防災グッズの中でも「照明」は命を守るアイテムの一つといっても過言ではありません。

ソーラーランタンは、電池不要で使えるうえに、広範囲をふんわりと照らせる拡散光のものが多く、懐中電灯よりも「空間全体を明るくする」のに向いています。

例えば、避難所や自宅での夜間生活時にテーブルに置いて使用したり、トイレや洗面所に吊り下げて使えば、手がふさがっていても安全に移動できます。

また、小さな子どもや高齢者のいる家庭では、夜中にトイレへ行くときの灯りがあるだけでも精神的な安心感が違います。

明るすぎるライトだと逆に眠れなくなることもあるため、ソーラーランタンのように「柔らかな灯り」で「常夜灯」として使えるものは重宝されます。

さらに、停電中は防犯の観点からも灯りの存在は重要です。

外から見える場所に柔らかい灯りを灯すことで、空き巣被害の抑止にもつながります。

1台のランタンでも活躍するシーンは多岐にわたるため、各部屋やトイレなどに分散して備えるとより効果的です。

USB充電付きモデルならスマホも給電できる

ソーラーランタンの中には、太陽光で本体を充電するだけでなく、USBポートを搭載して「スマホや小型家電への給電」が可能なモデルも増えています。

これにより、ただ照明として使うだけでなく、「簡易モバイルバッテリー」としても活躍するのが、USB充電対応のソーラーランタンの大きな魅力です。

災害時、スマートフォンはライフラインの一部です。
安否確認、情報収集、地震速報、避難所検索、行政からの通知、そして家族や友人との連絡…すべてがスマホに依存しています。そのスマホが、停電で充電できなくなるというのは、情報遮断・孤立状態に直結します。

元消防士として災害現場に出動した際にも、住民の方々が「スマホがもう少し使えれば…」と嘆いていた姿を何度も見てきました。

停電が長引く中で、モバイルバッテリーすら底をついてしまった状況では、ソーラーでスマホを充電できる機器の有無が、安心感に大きく影響します。

もちろん、ソーラーパネルだけでスマホをフル充電するのは時間がかかります。

ですが、USB出力を備えたソーラーランタンであれば、昼間に蓄電しておいた電気を夜にスマホに給電するといった使い方が可能になります。

特に「USB+ソーラーのハイブリッド充電対応」モデルを選べば、日常のUSB充電と併用できて実用性も抜群です。

USB付きソーラーランタンは、防災だけでなく、アウトドアや車中泊、登山などのシーンでも重宝される機能です。

※あわせてモバイルバッテリーも備えておけば、スマホ充電の選択肢が広がります。
防災用モバイルバッテリーのおすすめ3選はこちら

緊急時に「一台二役」で役立つという意味でも、ランタンを選ぶ際にはUSB出力の有無をぜひ確認しておきましょう。

防災用ソーラーランタンの選び方|用途・明るさ・機能をチェック

ソーラーランタンは“なんでもよい”わけではなく、防災目的で使うなら用途に応じた適切なスペックを選ぶことが大切です。

災害時の停電は数時間で復旧するとは限らず、場合によっては数日〜1週間に及ぶケースもあります。

そのため、明るさ・連続点灯時間・充電方法・防水性・携帯性など、多角的にチェックしておく必要があります。

特に「どこで・誰が・何に使うのか」を想定した上で選ぶことが、満足度と安心感に直結します。

例えば、寝室に置くならまぶしすぎない柔らかい光が適しており、逆に避難用なら足元まで照らせる強めの明るさが重要です。

この章では、購入前に確認しておきたい4つの主要ポイントを具体的に解説していきます。

明るさは「100〜200lm以上」が安心

防災用ソーラーランタンを選ぶ際、まず重視したいのが「明るさ」です。

明るさの単位は「ルーメン(lm)」で表され、一般的に防災用途では100〜200ルーメン以上あると安心です。

特に夜間の屋外避難や断水中のトイレ使用、停電時の部屋の明かりとして活用するなら、200lm前後の光量が必要になる場面もあります。

ただし、使用シーンによって適切な明るさは異なります。

  • 寝室や子ども部屋:20〜50lm程度のやさしい光がおすすめ。寝付きやすく、眩しすぎないのがポイントです。
  • リビングや広めの室内照明:100〜150lm程度。1台で室内をほどよく照らせます。
  • 屋外避難・トイレ利用時:200lm以上。足元までしっかり照らせるパワーが必要。
  • キャンプ・アウトドア用途:100〜300lm以上。周囲を広く照らしたい場合に。

また、明るさが強すぎるとバッテリー消費が早くなるため、「複数の点灯モード(強・中・弱)」を備えているモデルを選ぶと、状況に応じた使い分けができて便利です。

筆者自身も元消防士として、震災時の避難所や夜間活動の現場に何度も立ち会ってきましたが、「明るすぎず暗すぎない、適切な明るさ」が心身のストレス軽減にも大きく影響すると実感しています。

緊急時に頼れる灯りを選ぶには、ただ明るければよいというわけではなく、シーンに応じたルーメン選びが鍵を握ります。

連続点灯時間・充電方式の確認(ソーラー+USB)

防災用のソーラーランタンを選ぶ上で、「連続点灯時間」と「充電方式」の確認は非常に重要です。特に長時間の停電時には、夜通し点灯できる持続力が求められます。

目安として、最低でも連続5〜10時間点灯できるモデルを選ぶのがおすすめです。

ただし、ソーラー充電は「日照条件に大きく左右される」ため、USB充電との併用が可能なハイブリッド型が理想的

晴天時は太陽光で蓄電、曇天や夜間は事前にUSB充電した電力で使用できるので、実用性がぐっと高まります。

たとえば以下のようなポイントを確認しておきましょう。

  • ソーラー充電のみか、USB併用か  →USBポートがあれば、停電前の備えとして充電しておける。
  • フル充電にかかる時間は?  →ソーラーのみの場合、8〜10時間以上かかるものも多い。
  • 点灯モードによって消費電力が違うか?  →強モードで4時間、中モードで8時間など、切り替え式が便利。

元消防士として実際の被災地を訪れた経験から言えば、「電力の確保=命綱」ともいえる場面が少なくありません。

特に冬場や夜間、ランタンが突然消えることで、子どもや高齢者が不安になったり、避難所内での転倒事故につながるケースもあります。

そのため、フル充電時の点灯時間や充電方法の多様性は、防災ランタンを選ぶ際の必須チェック項目です。

USB充電可能なタイプなら、モバイルバッテリーとの併用でさらに安心感が増します。

防水・防塵性能(IPX4以上)で屋外対応を

災害時には、屋内だけでなく屋外でもソーラーランタンを使用する場面が多くあります。

たとえば夜間の屋外避難時、雨天の中での照明、トイレや炊き出しの際の灯りなど、さまざまなシチュエーションで活躍します。

そうしたときに大切なのが「防水・防塵性能」です。

特に注目すべきはIP規格(Ingress Protection)で、これは製品が「水」や「ホコリ」からどれくらい守られているかを示す等級です。

※IP等級について詳しくはこちら

防災用ソーラーランタンであれば、最低でも「IPX4」以上の防水性能を備えているモデルを選ぶのが望ましいでしょう。

IPX等級の目安(防水性能)

IPX等級耐水レベル使用例
IPX4飛沫に耐える雨の中の使用に対応
IPX5噴流に耐える強い雨・水害時も安心
IPX7一時的な水没に耐える洪水など過酷な環境にも対応

たとえば「IPX7」等級を持つ製品であれば、一時的な水没にも耐えられるため、水害や浸水地域での使用にも安心感があります。

加えて、防塵性能(IP6Xなど)を備えたモデルであれば、ホコリや土が舞いやすい避難所・仮設テントでの使用にも適しています。

また、アウトドア兼用のソーラーランタンは、こうした防水・防塵性能が標準搭載されていることが多く、災害対応力と日常使いの両立が可能。

キャンプや登山の経験がある人にも馴染みやすく、防災意識の向上にもつながります。

特に台風やゲリラ豪雨などの気象災害が増えている昨今、雨天時にも使えるランタンを1つでも備えておくことが、命を守る行動につながります。

収納性や軽さも重要(折りたたみ・吊り下げなど)

ソーラーランタンを防災目的で備える際、「収納性」「軽量性」は意外に見落とされがちな重要ポイントです。

特に家族分を備えたり、複数個所に分散備蓄したりする場合、大きくて重たいランタンだと収納スペースや持ち運びに苦労します。

実際、元消防士として現場で避難所や救助現場に立ち会ってきた経験からも、「扱いやすさ」こそが実用性につながると痛感しています。特に高齢者や女性、子どもなど、力の弱い方でもスムーズに使える「軽さ」は、防災用品として大きな価値があります。

軽量・コンパクトなモデルのメリット

  • 省スペースで保管しやすい(防災リュックや引き出しにすっきり収納)
  • 避難時に持ち出しやすい(バッグに入れても負担が少ない)
  • 吊り下げやすく、設置の自由度が高い(テント・屋根・ベッドフレームなど)

たとえば「折りたたみ式」や「フック・カラビナ付き」のモデルであれば、テント内や避難所の仕切り、車中泊のルーフ部などに簡単に吊り下げられるため、空間を有効に活用できます。

また、薄型やソフト素材を採用しているモデルは、防災リュックの中でもかさばらず、他の備蓄品と一緒に入れておくことが可能。

さらに、「自立型」よりも「吊り下げ式・折りたたみ式」の方が、地面が濡れていたり狭かったりする場面でも活躍しやすいのです。

災害時は想定外の環境での生活を強いられることも多く、「どこでも、すぐに使える」コンパクトなランタンが、暮らしのストレスを大きく減らしてくれます。

収納性や軽さという要素は、快適性と機能性の両面から考えても、非常に重要なポイントだといえるでしょう。

防災士おすすめ!ソーラーランタン5選【実在商品を厳選】

ここでは、Amazonで実際に購入できる信頼性の高いソーラーランタン5選を、防災士の視点から厳選してご紹介します。

今回ピックアップしたのは、以下のような基準を満たしたモデルです:

  • 防災グッズとしての実用性(ソーラー&USB充電、連続点灯、明るさなど)
  • 信頼できるメーカー・ブランド
  • Amazonで現時点で購入可能な“実在商品”
  • アウトドア・インテリア兼用など、日常使いも可能なデザイン性

それぞれの商品は、災害時の使用シーンに合わせた特徴を持っているため、ご自身やご家族の生活スタイル・保管場所・優先したい機能(明るさ・防水・デザイン性など)に合わせて選んでみてください。

また、防災グッズは「備えたまま使わない」のが理想ですが、普段から使って慣れておくことも重要。

おしゃれなランタンなら室内やアウトドアでも自然に活用でき、いざという時に操作に戸惑わないという利点もあります。

次から1つずつ、商品の特徴と防災士視点でのおすすめポイントを紹介していきます。

① DI CLASSE LED ソーラーランタン ノッテ Sサイズ

おしゃれ&室内向け。枕元にも映える防災灯。

DI CLASSE(ディクラッセ)LEDソーラーランタン「ノッテ Sサイズ」は、災害用のソーラーランタンとしては珍しく、北欧風のインテリアにも馴染むおしゃれなデザインが特徴です。

🔦 主な特徴とおすすめポイント

  • 💡 ソーラー&USB充電対応:日中は太陽光で、天候が悪い日にはUSBからも充電可能
  • 🛋️ デザイン性が高く、室内に置きやすい:見た目はまるでインテリア照明。玄関や寝室にも自然に置ける
  • 🌙 やさしい光で寝室用にも最適:明るすぎないやわらかい光なので、停電時のナイトライト代わりにも使える
  • 🪟 Sサイズで軽量&コンパクト:女性や高齢者でも持ち運びしやすく、収納にも便利
  • 🔋 自動点灯機能付き(暗くなると自動点灯):災害時に手がふさがっていても、点灯忘れを防げる

🔰 防災士からのアドバイス

元消防士として、災害時に「安心できる明かり」があるかどうかは、心の安定に直結すると痛感しています。特に夜間の停電や避難所での生活では、「落ち着ける光源」が非常に貴重です。

このランタンは明るさこそ控えめですが、不安な夜をやさしく照らしてくれるという意味で、防災グッズとして非常に価値があります。家族の寝室や玄関灯として、常に使っておけるのもポイントです。

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② TRYL ソーラーランタン BONFIRE2

防水IPX7&アウトドア対応モデル。

TRYL BONFIRE2は、防災用だけでなくキャンプや登山などアウトドア利用にも対応した高性能ソーラーランタンです。

特に防水性能の高さ(IPX7)とタフな設計が特徴で、災害時の屋外避難や豪雨対策にも安心して使えます。

🔦 主な特徴とおすすめポイント

  • 🌧️ IPX7の防水性能:水深1mに30分間浸けても影響が出ないレベルの高耐水性。台風や水害時も心強い
  • 🔦 3段階の明るさ調整・点滅モード:状況に応じて明るさを切り替え可能。SOS信号用のフラッシュ点灯も装備
  • 💡 吊り下げ&置き型の2WAY使用:テント内や車中泊など、使う場所を選ばず便利
  • 🔋 ソーラー+USB充電のハイブリッド方式:曇天や屋内でも効率的に充電できる
  • 持ち運びしやすい取っ手付きデザイン:軽量で持ちやすく、災害時の避難バッグにもぴったり

🔰 防災士からのアドバイス

消防時代に経験した水害現場では、「電気が使えず、夜間は真っ暗な中での活動を強いられる」ことが多くありました。その中で高耐水のランタンは心強い存在です。

BONFIRE2は、IPX7等級という優れた防水性能を備えており、台風や浸水リスクがある地域には特におすすめです。

アウトドア用に作られているため、頑丈さ・使いやすさ・明るさのバランスも非常に優秀で、防災用途でも非常に頼れる1台です。

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③ CARRY THE SUN ウォームライト ミディアム

折りたたみ&超軽量!収納性抜群の名品。

CARRY THE SUN(キャリー・ザ・サン)は、ソーラーランタンの中でも特に携帯性に優れた折りたたみ式の超軽量モデルです。

防災グッズとしてだけでなく、キャンプや登山、インテリア照明としても人気で、デザイン性と実用性を両立した一品です。

🌞 主な特徴とおすすめポイント

  • 🪶 折りたたみ式で超軽量(約86g):使用時は立方体、収納時はフラットに。省スペースで防災リュックに最適
  • 💡 ソーラー充電専用:USB端子なしのシンプル設計。太陽光のみで稼働するミニマルスタイル
  • 🔦 最大12時間の連続点灯:満充電時で一晩中使用可能(点灯モードにより異なる)
  • 🌈 やさしい“ウォームライト”の光:目に優しく、寝室やテント内にもぴったり
  • 🛠️ 耐水・耐衝撃性あり(IPX6相当):簡単に壊れず、多少の雨や衝撃にも強い

🔰 防災士からのアドバイス

災害現場では「荷物の軽さ」が重要なファクターになります。

避難所に向かうとき、持てる荷物は限られており、大型のランタンよりも、薄型で軽く、サッと使える照明器具のほうが実用的です。

CARRY THE SUNは、その点で非常に優秀。

薄さ・軽さ・やさしい光・耐久性など、防災グッズに求められる要素をバランスよく備えています。

特に高齢者や女性、子どもにも扱いやすいため、家族全員分の備えとしてもおすすめです。

なおCARRY THE SUN公式サイトでも、その設計理念などが語られており、オシャレなサイトなので一見の価値あり。ぜひご覧ください。

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④ オーム電機 ソーラーランタン ML-05K

入門用に最適!コスパ&日本メーカーの安心感。

「できるだけ手頃な価格で防災ランタンを備えたい」「とりあえず一家に1台ソーラーランタンを置いておきたい」という方におすすめなのが、オーム電機のML-05Kです。

日本の大手電機メーカーが手がけるこのモデルは、コストパフォーマンスに優れた防災用ランタンの入門機といえるでしょう。

🌞 主な特徴とおすすめポイント

  • 🏷️ 価格が非常にリーズナブル:防災対策の「とっかかり」としてもハードルが低い
  • 🔋 ソーラー+手回し充電のW対応:曇りや雨でも対応可能な、柔軟な電源確保
  • 💡 LEDランタンとして必要十分な明るさ:室内照明や足元灯として最適
  • 🪶 コンパクトで軽量(約200g):小さめサイズなので収納にも便利
  • 🔦 懐中電灯モードにも切り替え可能:多用途で使える実用性の高さ

🔰 防災士からのアドバイス

私は元消防士として、災害現場で数多くの避難生活をサポートしてきました。

その経験からも、「とにかく1つは持っておく」ことの大切さを実感しています。

高価な多機能モデルにこだわりすぎて備えが遅れてしまうより、まずはこうした手頃なモデルからでも一歩踏み出すことが重要です。

なお「手回し」というところに関連して、手回し式のラジオも備蓄品として強く推奨しています。
防災士おすすめの防災ラジオ5選はこちら

オーム電機のML-05Kは、最低限の機能をしっかり備えており、防災初心者にも非常におすすめできる1台です。

ご家庭用にはもちろん、実家・祖父母宅用に備蓄しておくのも良い選択肢です。

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⑤ エナジャイザー ソーラー充電式ランタン YSLN31

ブランド信頼性&長時間点灯のバランス型。

電池ブランドで知られる「エナジャイザー(Energizer)」が手がけるソーラー充電式ランタン YSLN31は、防災用途にもアウトドア用途にもバランスの取れた1台として非常に評価されています。

大手ブランドならではの信頼感があり、性能面・使い勝手・価格のバランスが非常に優秀です。

🌞 主な特徴とおすすめポイント

  • 🪫 ソーラー+USB充電対応:どちらの充電方式にも対応しており、天候に左右されにくい
  • 💡 最大光束300ルーメン/最大100時間点灯:災害時の長時間利用にも安心のスペック
  • 🔄 3段階の調光モード:使用シーンに応じて最適な明るさを選べる
  • 🧳 コンパクトで軽量(約240g):持ち運びしやすく、吊り下げも可能
  • IPX4の防水性能:多少の雨や水濡れでも安心して使える

🔰 防災士からのアドバイス

停電が長引く避難生活では、「長時間点灯できること」と「信頼性の高い製品であること」が何よりも重要です。

私が消防士時代に被災者の方々を支援していた際にも、“点かないランタン”が原因で大きなストレスになっていたケースがありました。

その点で、エナジャイザーのこのモデルは「信頼感のあるブランド×長時間使用」という両軸をしっかり満たしています。

非常用リュックや寝室に1台備えておくことで、いざという時に安心感が段違いです。

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ソーラーランタンは家族分+複数場所に分散備蓄を!

ソーラーランタンは、1台備えるだけで安心…というわけにはいきません。

災害時は家のどこで停電に遭うか分からないため、「必要な場所に必要な数」用意しておくことが重要です。

特に家族で暮らす家庭や高齢者・小さなお子さんがいる家庭では、“分散備蓄”の視点が非常に大切です。

例えば、夜間のトイレの照明用・子ども部屋用・玄関用・避難時の持ち出し用・車載用など、場所や用途ごとに分けて配置しておくことで、いざというときに「暗くて動けない」「ライトがどこにあるか分からない」といったストレスを防ぐことができます。

また、防災士として現場で避難所運営などに関わった経験からも、「明かりの有無」は精神的な安心感に直結すると感じています。

特に子どもや高齢者にとって、夜間に部屋が真っ暗で何も見えないという状況は、想像以上に不安を増幅させる要因になります。

そのため、「家族1人につき1台」あるいは「1部屋に1台」を目安にしつつ、実際にどこで使うかを想定して設置・保管場所を考えておくことが、防災対策として非常に重要です。

寝室・玄関・トイレ・車など、複数箇所に設置を

ソーラーランタンを防災用に備えるなら、「家のどこに明かりが必要か?」という視点がとても重要です。

停電が起こったとき、家の中を安全に移動したり、夜間の用事を済ませたりするには、複数箇所にランタンを配置する「分散備蓄」が鍵になります。

たとえば…

  • 寝室:突然の夜間停電に備えて、すぐに手が届く場所へ。暗闇でパニックになりやすい子どもや高齢者がいる場合は特に重要。
  • 玄関・階段付近:避難時にスムーズに外へ出るために、足元を照らせる明かりがあると安心。
  • トイレ:断水時は簡易トイレを使用することも多く、暗いと不衛生・不安。自動点灯タイプがあると◎。
  • キッチン・ダイニング:調理や配膳時にも手元の明るさは必須。
  • 車内・非常用持ち出し袋:避難所へ移動する際や車中泊時にも、コンパクトなソーラーランタンは重宝します。

実際に筆者(元消防士)が災害現場で活動していたときも、「電気がない=何もできない」状態になる家庭は少なくありませんでした。

懐中電灯1本では不十分で、“置いて使える灯り”のありがたみを強く感じた場面が多くあります。

そのため、1台だけで満足せず、「用途ごと・部屋ごとに設置する」ことを前提に、複数台を準備することを強くおすすめします。

その際に、置く場所に応じて「おしゃれ重視」「軽さ重視」「明るさ重視」など、選び方も工夫できるとベストです。

高齢者・子ども用には軽量&自動点灯タイプも◎

防災グッズとしてソーラーランタンを備える際には、家族構成を考慮した選び方も欠かせません。

特に、高齢者や小さな子どもがいる家庭では、操作の簡単さや重さ、明るさのやさしさといったポイントを重視しましょう。

たとえば、以下のような特徴を持つランタンが適しています。

  • 軽量で持ちやすい(300g未満)
  • ボタン1つで点灯/自動点灯機能付き
  • 柔らかい光や暖色系ライト(目に優しい)
  • 吊り下げ・置き型兼用で転倒しにくい設計

避難時には家族がバラバラになることもあり得ます。

そんなとき、子どもが自分で点けられる灯りがあるだけで、不安を大きく減らすことができます。

高齢者も、暗がりでの転倒を防ぐために、すぐ手に取れる位置に設置し、かつ扱いやすいタイプが理想です。

また、“普段使いしながら備える”ことも防災のコツです。例えば、子ども部屋や寝室に常にソーラーランタンを置いておき、日常的にナイトライトとして使っておけば、災害時にも「使い慣れた安心感」があります。

筆者としても、災害現場では「暗さによる不安」や「灯りがないことで動けない高齢者」の困難さを何度も見てきました。

備えるなら、“家族が安心して使えること”を第一に考えるべき**です。

ソーラーランタンは、単なる道具ではなく、災害時の安心感そのもの。

だからこそ、年齢や体力に合った選び方をしてあげることが、防災の本質的な備えにつながります。

定期的な動作チェックと太陽光の当て方に注意

ソーラーランタンは便利でエコな防災グッズですが、「いざ使おうと思ったら点かなかった…」という事態にならないように、定期的なチェックと保管方法にも気を配る必要があります。

✅ ソーラーランタンの定期点検ポイント

  • 月に1回は点灯チェックを行う
  • 完全放電させないように注意
  • 半年〜1年ごとにフル充電して動作確認
  • 本体のパネル部分の汚れを拭き取る

特にソーラー充電タイプは、太陽光が当たらなければ充電できません。

保管の際は直射日光が当たる窓際などで定期的に太陽光を当てるか、USB充電との併用タイプであれば定期的にUSB充電も行っておくと安心です。

また、ソーラーランタンのバッテリーは長期間放置することで劣化する可能性があります

使用しない期間が長い場合でも、定期的に“起動させる習慣”をつけましょう。

私自身、被災地に出動した際、「電池式ライトはあるけど電池が切れていて使えなかった」というケースを数多く見てきました。防災グッズは“備えたら終わり”ではなく、“備えた後の管理”が命を守る分かれ道になります。

せっかくの便利アイテムも、動かなければただの置物。

月1回の点検をルーティン化するだけで、災害時の「まさか」に確実に備えることができます。

まとめ|ソーラーランタンは「夜の安心感」を守る防災必需品

災害が発生すると、真っ先に困るのが「灯りの喪失」です。

夜間に電気が使えないだけで、家族の不安や不便さは何倍にもふくらみます。

そんなとき、ソーラーランタンが1台あるだけで、安心感はまったく違います。電池や電源がなくても太陽光で充電でき、夜間の移動やトイレ、授乳やおむつ替えなど日常の小さな行動が「安心してできる」環境に変わります。

とくに今回紹介した5モデルは、どれもAmazonで実際に販売されている、信頼性の高い製品ばかりです。

室内用・アウトドア対応・おしゃれ重視など、それぞれの特徴を活かして、家族構成や用途に合った最適な1台を選びましょう。

また、防災だけでなく、キャンプやベランピング、アウトドアにも使えるのがソーラーランタンの魅力です。

「普段から使って慣れておく」ことで、いざという時にもスムーズに活用できます。

あなたの家庭に、“光の備え”はありますか?

小型でも1台あるだけで、停電時の不安をグッと減らしてくれるのがソーラーランタンです。

ぜひ本記事を参考に、今日からでも備えを始めてください。

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